山猫の本棚

山と本と、学生生活

本が読みたい

 最近無性に本が読みたくなって、手当たり次第に買っては読み、買っては読みしている。そんな私の強い味方は、BOOK・OFFとAmazon。面白そうな本は手当たり次第購入。全部中古だけど、中身は同じだ。

 きちんとした本棚がないので、そこらじゅうに本がちらかっているけれど、それもまたよし。最近、自分は本に囲まれているとほっとするということに気づいた。人付き合いは苦手だけど、一人暮らしは寂しい。そんな私にとって、本は、他者とつながり、世界とつながるための、大切な扉。その向こうには会ったこともないたくさんの人がいる。

 小学生の頃から読書は好きだったけれど、本に対してこんな思いを抱くようになったのはつい最近のことだ。ついでに、数ヶ月前までは読書とは長いことご無沙汰していた。だからこそなのか、この頃は、一冊、一ページ、一文字一文字が、乾いた砂地に水が染み込むように心に染み込んでくる。

 もっと読みたい、もっと読みたい、と、食事中も本を読むありさま。一応大学生、期末の課題があれこれ出る時期なので、ちょっと自重しなくちゃ。

 ちなみに最近のブームは、高村薫です。あまりたくさんは出してない人なので、そろそろ読みつくしてしまいそうです。